こんな休日も、悪くない。
4連休。
本当は海外へ行こうかと考えていました。
でも、この日はワールドカップシーズン。
旅行へ行くよりも、家でじっくり試合を観たい。
そう思い、海外旅行は見送りました。
朝6時からフランス対スウェーデン。
続いて11時からメキシコ対エクアドル。
サッカーを満喫したあと、少し昼寝をして妻と向かったのが、渋谷・文化村通りにある「春秋 SHUNJU」です。
旅行には行かなかったけれど、その分だけ都内で少し贅沢をする。
そんな休日も、悪くないと思えた一日でした。
春秋との出会い
春秋と出会ったのは大学生の頃でした。
当時、後輩との食事で連れてきてもらったのが最初です。私は到着するまでどんなお店か知らなかったのですが、店内に入った瞬間、「学生が来るには少し背伸びしたお店だな」と驚いたことを今でも覚えています。
特に印象的だったのが、注文前にその日のおすすめ食材を実際に見せてもらえる演出です。
まるでテレビ番組「ぐるナイ」の『ゴチになります!』のように、魚や野菜が並び、「今日はこんな食材が入っています」と紹介してくれました。
案の定、お会計は学生には少し痛い金額でした(笑)。
それでも料理のおいしさと、お店で過ごした時間が忘れられず、社会人になった今でもご褒美ディナーとして通い続けています。
学生時代は背伸びしていたお店が、今では「休日に少し贅沢をしたい日に訪れる場所」になりました。
お店は変わっていませんが、変わったのは私自身なのかもしれません。
今回訪れた理由
この日はたまたま4連休でした。
本当は海外旅行へ行こうかとも考えていましたが、ワールドカップ期間中だったこともあり、旅行よりもサッカー観戦を優先することに。
朝から試合を2試合観戦し、その余韻に浸りながら「今日は少し贅沢をしよう」と妻と春秋へ向かいました。
海外旅行には行かなかった。
その代わりに、都内で少しだけ贅沢をする。
妻と美味しい料理を囲み、ゆっくりとした時間を過ごす。
そんな休日も、悪くないと思えました。
店内の雰囲気
今回訪れたのは平日の18時。
店内には私たちを含めて4組ほどのお客さんがおり、全体的にとても落ち着いた雰囲気でした。
この日は夫婦やカップルでの利用が中心で、静かに食事を楽しめる空間が広がっていました。
普段はビジネスでの会食や接待で利用されている方も見かけますが、この日はゆったりとした時間が流れていました。
渋谷の中心にありながら、一歩店内へ入ると都会の喧騒を忘れられる。
そんな大人の隠れ家のようなお店です。
この日いただいた料理
まずは公式アプリ会員特典でいただいた、ノンアルコールのスパークリングで乾杯。
アルコールを飲む日でも、最初の一杯をサービスでいただけるのは嬉しいポイントです。
夫婦で「今日もよろしく」とグラスを合わせ、ゆったりとしたディナーが始まりました。
お通しは、ポテトサラダの上に鶏肉が添えられた一品。
最初の一皿から丁寧な仕事が感じられ、「今日は期待できそうだな」と気持ちが高まります。

続いて注文したのは、お刺身5点盛り。
3点盛りもありますが、春秋に来たら私は迷わず5点盛りを選びます。
この日一番印象に残った料理でもありました。
特に白身魚は驚くほど上品な旨みがあり、しその実と一緒にいただくマグロも絶品。
珍しく入っていたほっき貝も食感と甘みが素晴らしく、最後まで飽きずに楽しめました。
そして、刺身だけでなく醤油まで美味しい。
細かい部分ですが、こういう積み重ねが「また来たい」と思わせてくれる理由なのだと思います。

季節のおすすめは、春秋を訪れる楽しみのひとつ
春秋を訪れたら、ぜひ注文してほしいのが季節のおすすめです。
入店すると、その日に入荷した魚や野菜を実際に見せてもらえます。
今回選んだのは、生のヤングコーンとクエの昆布締め。
調理前の食材を見てから料理を選ぶ時間も、このお店ならではの楽しみです。
ヤングコーンは甘みが強く、天ぷらにすることでみずみずしさが際立っていました。
クエの昆布締めも上品な旨みが凝縮され、お酒が進む一品でした。
季節ごとに食材が変わるため、何度訪れても新しい発見があります。

思わず追加した鶏の天ぷら
本来であれば、このあたりで十分満足する予定でした。
しかし、この日の天ぷらがあまりにも美味しく、「もう少し食べたい」という気持ちが勝ち、急遽鶏の天ぷらを追加注文しました。
衣は軽くサクッとした食感で、中のお肉はしっとりジューシー。
シンプルな料理だからこそ、素材の良さと丁寧な仕事が伝わってきます。
予定になかった一皿でしたが、結果的には注文して正解でした。

牛タンも期待を裏切らない一品
追加した鶏の天ぷらを楽しんだあと、この日メインとしていただいたのが石焼き牛タンです。
香ばしく焼き上げられた牛タンは、しっかりと厚みがありながら驚くほどやわらかく、噛むたびに旨みが口いっぱいに広がります。
魚料理が美味しいお店という印象が強い春秋ですが、肉料理の完成度も非常に高く、「魚も肉もどちらも楽しみたい」という日にぴったりのお店だと改めて感じました。
季節の食材だけでなく、定番料理まで安心して注文できることも、何度も通いたくなる理由のひとつです。

最後まで楽しめる締めの一品
食事の締めには、妻はそうめん、私は焼きおにぎりを注文しました。
妻が注文したそうめんは、食事の最後にぴったりなさっぱりした味わいで、満足そうに食べていました。
一方、私が注文した焼きおにぎりは、少しイメージと違いました。
私は醤油や味噌の香ばしい焼きおにぎりを想像していたのですが、実際は明太子が全体に練り込まれたタイプ。
もちろん好みの問題ではありますが、私が期待していた焼きおにぎりとは少し違った印象でした。
ただ、春秋は季節の土鍋ご飯も人気メニューです。
今回はお腹いっぱいで注文できませんでしたが、初めて訪れる方には、焼きおにぎりよりも季節の土鍋ご飯をおすすめします。
特にエシレバターを使った土鍋ご飯や、秋限定の松茸ご飯は、私が毎年楽しみにしている一品です。


春秋に通い続ける理由
私が春秋に何度も足を運ぶ理由は、料理がおいしいからだけではありません。
一番の楽しみは、入店すると最初にその日のおすすめ食材を実際に見せてもらえることです。
魚や野菜が並んだザルを前に、「今日は何を食べようか」と考える時間も、このお店ならではの楽しみのひとつ。
この演出は、私が訪れたことのある春秋の中では、渋谷文化村通店だけで体験できる特別なサービスです。
季節によって並ぶ食材は毎回変わりますが、個人的には、のどぐろや松茸がある日は迷わず注文してしまいます。
学生時代に初めてこの演出を見た時のワクワク感は、社会人になった今でも変わりません。
料理だけでなく、その日だけの旬との出会いを楽しめること。
それが、私が何度でも春秋へ足を運びたくなる一番の理由です。
こんな人におすすめ
春秋は、ゆっくり食事を楽しみたい大人におすすめしたいお店です。
特に、
・夫婦で少し贅沢な休日を過ごしたい方
・落ち着いた雰囲気でデートを楽しみたい方
・記念日や誕生日など、特別な日の食事
・接待や大切な会食
には、間違いなく満足できると思います。
ランチ営業もしていますが、ランチは御膳やコースが中心です。
春秋ならではの魅力を存分に味わうなら、アラカルトで自由に注文できるディナーがおすすめです。
また、週末や記念日は予約して訪れるのがおすすめです。
何度か通うと、以前注文した料理や好みを覚えてくださることもあり、そんな心遣いも、このお店が長く愛される理由のひとつだと感じています。
まとめ
大学生の頃、後輩に連れてきてもらい、少し背伸びをしながら食事をした春秋。
あの頃は、お会計に驚きながら帰ったことも今では懐かしい思い出です。
社会人になり、少しずつ経験を重ねた今では、「休日に少し贅沢をしたい」と思った日に自然と足を運ぶお店になりました。
学生時代は背伸びをしていたお店が、今では自分へのご褒美になっている。
そんな変化に、自分自身の成長を感じます。
今回も朝からワールドカップを観戦し、その余韻のまま妻と春秋でゆっくり過ごしました。
旅行へは行かなかったけれど、その分だけ美味しい料理と、ゆったり流れる時間を楽しむことができました。
また季節が変わった頃、新しい旬の食材に出会える日を楽しみに、春秋を訪れたいと思います。
こんな休日も、悪くない。
— サッカーがある休日は、もっと楽しい。

コメント